【勝手にGalloイタリアワインコラム Vol.29】地場品種って面白いNo.2“ヴェルメンティーノ”

【勝手にGalloイタリアワインコラム Vol.29】地場品種って面白いNo.2“ヴェルメンティーノ”

今回はリグーリア州、トスカーナ州、サルディーニャ州で主につくられている品種、Vermentino ヴェルメンティーノ。イタリア以外では南フランスあたりでロゼのブレンド用としてつくられていたりします(フランスでの呼び名はロール)

起源はスペインかららしいけど調べてみてもスペインでのヴェルメンティーノ物語はみつけられませんでした
(どなたか見つけたら教えてください!)恐らく推測するにサルディーニャ島はその昔、スペインの支配下が長かったから持ち込まれたスペイン系での葡萄品種が多く植えられています。

ヴェルメンティーノもそのひとつとして植えられて民族移動、紛争とともにトスカーナ、リグーリアと北上していったのではないかと思います(どうでしょう??)こうやって葡萄の生い立ちを想像してみるのも実にロマンチックな時間ですね~ 作られている州によって味わいの違いはありますが、共通していえるのはしっかりとした骨格を形成するボリュームのある果実味。ちょっと柔道でもやっていそうな筋肉質の体格のいいボディのような締まりある果実味のイメージ。後味にグレープフルーツの薄皮のような苦味がきます。この苦味が比較的どの食事とも合わせやすくGalloでは重宝しているんですよね。

【ヴェルメンティーノの力強さを味わえるワイン】
生産者: テヌータ・サッソレガーレ
ワイン名:マレンマ トスカーナ ヴェルメンティーノ
ヴィンテージ:2016
品種:ヴェルメンティーノ
生産地:トスカーナ州

葡萄の樹を密植させ、樹の成長を競わせることで力強く葡萄を育てている、また周りの自然に配慮を払った自然農法。やや熟したグレープフルーツのような黄色い果実の香り、少しタイムなどハーブのすっとする爽やかな香り、豊かな果実味、あとからくる塩味を感じるミネラルと苦味がフィニッシュを引き締めてくれます。