【勝手にGalloイタリアワインコラム Vol.28】地場品種って面白い No.1 SCHIOPETTINO

【勝手にGalloイタリアワインコラム Vol.28】地場品種って面白い No.1 SCHIOPETTINO

今回は実にマニアックだが、覚えると何となく何度もつぶやいてみたくなる語感のある品種“スキオペッティーノSCHIOPETTINO”を紹介

北イタリア、ヴェネトの上あたりに位置する州、フリウリヴェネツィアジューリア州のほぼスロヴェニア寄り、国境近くの街(プレポット)近辺でしか扱われていない品種です。日本の感覚でいうと新潟県、長岡市だけでつくられているといった感じの極限られた範囲でつくられているマニアック品種。その語源は諸説ありますが皮が厚いブドウで、カリッとしたところもあり、噛んだ時の音からこの名前がついたとも言われています。

別名、“リボッラネラ”とも呼ばれているそうです。べリー系の香りが豊かで、カシス、ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリーの香りの中にちょっとだけ野菜の葉のようなベジタブルのニュアンス。酸味とスパイシーな果実味がこの品種独特の個性を出している。このあたりは“ポンカ”という粘土質と石灰質が混ざったような土壌。なんと3800万年から5500万年前は海底だったところの土壌が押しあがってきて出来上がっています。

この独特なミネラルがスキオペッティーノのスパイシーさに影響しているのかな?後味がさっぱりするので食事に合わせやすいです。イタリアの片田舎で昔から育てられていたこの葡萄を使い、ワインになって今はそれが日本に渡り、四谷のガッロの棚におさまっています。このワインの旅を想うだけでロマンを感じませんか!!!

【ロマンを感じられるワイン、今日はグラスで飲めます!】
生産者:レヌッツァ
ワイン名:スキオペッティーノ
ヴィンテージ:2012
約10%ほど陰干しし凝縮感を加えて醸造することによりなめらかな果実味の中にスパイシーな要素、自然酵母発酵でミネラルと旨みたっぷり。自然と調和するワイン造りを信条にするレヌッツァのナチュラルなワイン。