【勝手にGalloイタリアワインコラムVol.32】地場品種って面白い!No.5“ネレッロマスカレーゼ”

【勝手にGalloイタリアワインコラムVol.32】地場品種って面白い!No.5“ネレッロマスカレーゼ”

シチリアの東の地域、ヨーロッパ最大の活火山で有名なエトナ火山で主に作られている品種、“ネレッロマスカレーゼ”。このエリアでは生産量8割ほどのポピュラーな品種です。

品種の起源は不明ですが、何世紀にも渡ってシチリアのMascaliという街の近郊の火山性の土壌で栽培されてきました。ネレッロ・マスカレーゼという名前もMascaliという街の名前に由来しているそう。

“シチリアのピノノワール”という表現もよく耳にするこの品種、色合いも明るいルビー色。綺麗な酸味が心地よく女性らしい華やかなイメージのワインが多い。さらに火山土壌特有のミネラルも加わりたっぷりとした旨みも感じるネレッロマスカレーゼ。以前はブレンドで作られることも多かったそうですが、2000年頃からエトナの土壌、品種に注目が集まり、テロワールを表す品種として単一品種でも作られるようになったとか。繊細な旨みと酸味が折り合わさったエトナのワインは日本人の口にもよく合うと思うのです

生産者: グラーチ
ワイン名:エトナロッソ
品種:ネレッロマスカレーゼ
生産地:シチリア

各評価誌で軒並み高評価のグラーチ。もともとは金融関係の仕事をしていてバローロなどのワイン愛好家だったそうですが、エトナのテロワールに注目し畑を購入してワイナリースタート、農薬なども使わず自然に沿った葡萄栽培を行い、バローロのようにエレガントで存在感あるワイン造りを信条にしている生産者。食事とはもちろん、ワイン単体でも十分に楽しめるワイン。