【勝手にGalloイタリアワインコラム 地場品種って面白い!No.13 Magiocco マリオッコ】

【勝手にGalloイタリアワインコラム 地場品種って面白い!No.13 Magiocco マリオッコ】

今回はイタリア地図のちょうどつま先位置、カラブリア州の地場品種、“マリオッコ”をご紹介します

カラブリア州では同じく地場品種、ガリオッポからつくられる“チロDOC”が有名で(古代にはオリンピックの勝者にチロのワインを送られていた)マリオッコはかなりマイナーな品種と私でも認識しているくらいあまりご存知の方もいないのでは、、(^^;

カラブリアでも北、コセンツァ県を中心に作られていたようです

色調はとても濃くポリフェノール、タンニンが多い

そのままにするとかなり濃厚な感じになるのではないかと、、、

それ故か古代ではワインにボディを与える目的として他の品種と混醸されることが多かったようです

マリオッコの意味はギリシャ語で「塊、節、結び目」であり

果房がずんぐりしていることから命名されたようです

中世ではすでに栽培されていたがオリーブ油や他の農業が盛んな地域でもあるので

忘れられ一時期絶滅の危機に追いやられてしまったとか。

近年の地場品種を見直す動きの流れでまたマリオッコも見直され

日本に輸入されるまでになりました(ありがたや!)

ポリフェノール、タンニン豊富だからか長期熟成に耐えうることもでき

樽熟成されたワインも多くあります

カラブリア料理は唐辛子やオリーブオイルを多用した味のはっきりとした料理が多いそう

そういった料理に果実の熟した濃厚な味わいのマリオッコがベストマッチ?!

日本でもあまり流通していない品種だと思うのでレストランなどで

出会ったらぜひ試してみてください♪

 

【地場品種を大切にし、マリオッコ一筋の生産者“ラーチノ”】

太陽を沢山浴びた黒葡萄を皮ごと噛みしめるような味わい

キメの細かいタンニンが溶け込んでいるようでやわらかい味わい

チーズやパテものによく合いそう